OECD プライバシー・ガイドラインとは

正しくは「プライバシー保護と個人データの国際流通についてのガイドラインに関する OECD 理事会勧告」というものらしいです。OECD 理事会加盟国に対し効果があるようです。いわゆる個人情報取扱業者に対する一種の指針みたいなものですね。
以下のような内容で構成されるそうです。

収集制限の原則
個人情報の収集にあたっては「情報主体」に対する許諾を得ること。
データ内容の原則
情報は常に正確・最新であること。内容は使用目的に沿っていること。
目的明確化の原則
個人情報を収集する前に、その情報を何のために使用するか明確化すること。目的が変更した場合は、その旨を通知すること。
利用制限の原則
「情報主体」の同意か法律の規定が無い限り、上記で明確にした目的以外の目的で使用してはならない。
安全保護の原則
個人情報は紛失・不正アクセス・改ざん等の危険から合理的な方法で保護すること。
公開の原則
個人情報の操作が発生する仕組みや政策の開発・運用は一般に情報公開すること。その情報の性質や目的と共に情報管理者を識別するための情報、住所を容易に入手可能にすること。
個人参加の原則
個人に対し、その個人に対するどの情報が取り扱われているのかを、確認可能な状態としておくこと。確認要求を拒否する場合は、その理由を通知すること。異議を受け付けること。要望に従い情報を修正・消去できること。
責任の原則
上記を実施する責任を負うこと。