「単なる大本営発表」と田中康夫知事,総務省の住基ネット侵入テスト結果を一蹴 (IT Pro)

批判多数見受けます。
でも総務省にここまでやらせたのは田中知事のお陰だと思うわけで、これからも是非こういう競争意識というのか、対抗意識というのか、そういうものを持ってシステムの向上を続けて欲しいです。

住基ネットのホントはどっち? (みしおにっき)

住基は安全?(長文)(たりにっき)

まずセキュリティと言う分野は国にとって初めての分野であり、当然ながらどういう影響があるのか、何の情報を開示すればよいのか等、理解できていない部分が多数あると思います。そういった場合、情報開示によるリスクよりも情報を隠すことによるリスクの方が小さい、と捕らえるのが一般的だと思いますから、これら情報はまず開示されないと考えることが妥当でしょう。
なんとなく WindowsLinux の違いのように思えて笑えますね。
Windows はソースを隠し、顧客に対してただ一言「これは安全ですから」と言い放つシステムのように思えます。それに対し Linux はソースを開示し、「ここがダメなんだけどどうよ?」と常に皆で考えていくシステムですよね。住基ネットはどちらに当てはまるかは、説明なしにも判っていただけると思います。(もちろん Microsoft さんは最近 Trustworthy Computing を実践していますから、昔の体質からは変わりつつあります。ですから上の Windows の例は、数年昔のケースを考えて貰えると助かります)
本来であれば住基ネットで学んで欲しくは無いのですが、国にはこういったオープンなシステムがどういった難しさを持っているのか、どういった運用を行っていけばよいのか、といった経験をできるだけ効率よく積んで欲しいです。