Site Finderは死なず? 正当性訴えるVeriSign (ZDNet)

この記事における VeriSign 側の発言から真意を読み取ろうとすると、「すべての DNS ユーザーは、自社の利益を上げることを推奨し、無償の協力をしなさい」と呼びかけている、そう解釈できるのですが、それで正解なのでしょうか?
VeriSign がユーザーの支持を受け、それにより利益を上げること自体は問題ないと思います。しかし今回のケースでは「ユーザーに対する明示的なメリットが無い、むしろエラー時のレスポンスが遅くなるという点で、相当のデメリットがある」と考えられますので、そういう点において DNS 消費者の一連の対応は非常に理にかなっていますし、VeriSign に対する批判が強まるのも当然ではないでしょうか?
さて、記事の中で一番気になったのはこの一文でしょうか。

Site Finderがなければ「インフラに投資する予算を創出する機会が制限される」と語り、このサービスを恒久的に中止すれば、VeriSignの健全性、ひいてはインターネット全体の健全性にマイナスの影響を及ぼしかねないと警告。

これらインフラの維持に経費が必要なのは判りますが、ではその経費は何処にどのように使われているのでしょうか? そして VeriSign の健全性が The Internet の健全性となぜ直結するのでしょうか?

そうですか。ではつぶれてくださって結構。

いやはや。まったくその通りです。