Windows SIM メモ
Windows SIM で応答ファイルを作成すると、以下の 7 つのセクションができあがります。
- windowsPE
- offlineServicing
- generalize
- specialize
- auditSystem
- auditUser
- oobeSystem
条件や Sysprep のパラメーターによって実行されるセクションが違うので、そのメモ。
windowsPE | Autoattend.xml 時に流れる。Windows のセットアップを実行したときのみの、WindowsPE セットアップで表示されるウィザードのパラメーターを指定できる。Sysprep ではこのセクションは無視される。パーティションの設定などはこのセクション。WindowsPE モードでセットアップを利用時 (つまり Windows インストーラー空のインストール時) にこのセクションでロケールを指定すると、oobeSystem では指定しなくても設定が引き継がれる様子。 |
offlineServicing | 良く解らない |
generalize | Windows セットアップ時、および Sysprep /generalize オプション有り時に実行される。 |
specialize | generalize セクションの次に実行される。(つまり Sysprep /generalize オプション無し時は実行されない) コンピューター名や Product Key はここでしか指定できない。 |
auditSystem | Sysprep /audit 時に実行される。 |
auditUser | Sysprep /audit 時に実行される。 |
oobeSystem | Windows のセットアップ時および、Sysprep /oobe 時に実行される。Windows Welcome (セットアップの最初のウィザードです) 実行時の、ロケール、最初のアカウントその他もろもろ設定が指定できる。 |
specialize および oobeSystem を使いこなせれば、とりあえず Autoattend.xml、unattend.xml のどちらのセットアップもひととおり出来るようになる。はず。
それ以外の条件もある様子なのだけれど、詳細は別の機会に。