Windows SIM メモ

Windows SIM で応答ファイルを作成すると、以下の 7 つのセクションができあがります。

  1. windowsPE
  2. offlineServicing
  3. generalize
  4. specialize
  5. auditSystem
  6. auditUser
  7. oobeSystem

条件や Sysprep のパラメーターによって実行されるセクションが違うので、そのメモ。

windowsPE Autoattend.xml 時に流れる。Windows のセットアップを実行したときのみの、WindowsPE セットアップで表示されるウィザードのパラメーターを指定できる。Sysprep ではこのセクションは無視される。パーティションの設定などはこのセクション。WindowsPE モードでセットアップを利用時 (つまり Windows インストーラー空のインストール時) にこのセクションでロケールを指定すると、oobeSystem では指定しなくても設定が引き継がれる様子。
offlineServicing 良く解らない
generalize Windows セットアップ時、および Sysprep /generalize オプション有り時に実行される。
specialize generalize セクションの次に実行される。(つまり Sysprep /generalize オプション無し時は実行されない) コンピューター名や Product Key はここでしか指定できない。
auditSystem Sysprep /audit 時に実行される。
auditUser Sysprep /audit 時に実行される。
oobeSystem Windows のセットアップ時および、Sysprep /oobe 時に実行される。Windows Welcome (セットアップの最初のウィザードです) 実行時の、ロケール、最初のアカウントその他もろもろ設定が指定できる。

specialize および oobeSystem を使いこなせれば、とりあえず Autoattend.xml、unattend.xml のどちらのセットアップもひととおり出来るようになる。はず。
それ以外の条件もある様子なのだけれど、詳細は別の機会に。