仮想マシンのライセンス
2007-05-11 より。
現在、Virtual PC や Virtual Server は無償で提供されています。しかし、その上で動作がサポートされている製品は Windows OS だけであり、かつライセンスは別途必要ということで、実は無償なんてまやかしだったりします。さらに、Windows Vista においては、仮想マシン (VMware や Xen なども含む) へのインストールそのものに制限がかかってしまいました。そのあたりを詳しく述べているドキュメントが、Windows Vistaの仮想化――ライセンス契約での扱いは? - TechTargetジャパン 仮想化 こちらにあります。
具体的には、次のような制限がかかっています。
- Windows Vista Home * は仮想マシンにインストールしてはならない
- 仮想マシンをほかのホスト マシンにコピーしてはならない
- 今までと同様、仮想マシンにはホスト マシンと異なるライセンスが必要となる
で、この制限を解除して自由に仮想マシンで使用したければ、MSDN サブスクリプションを購入してねということです。確か MSDN Operationg System Subscription (旧 Deluxe Edition) が 10 万程度で購入できたと思います。同 Edition によって、OS のみの試験使用権が得られますから、この組み合わせで購入するのが今のところベストでしょう。
なお、SA ライセンスの場合はまた話が別になりますので、ご注意ください。