オープンソースが根底に持つドライバの問題

http://japan.cnet.com/special/story/0,2000056049,20101831,00.htm

オープンソース ソフトウェア上のドライバはオープンソースであるべき、という話があるそうです。その価値が自分にはよくわかりませんが (発想自体ナンセンスだと考えている)、この問題は Linux の普及に大きな壁となっているんでしょう。

ほぼ時期を同じくして、こちらには Linux を持ち上げる記事も。

http://japan.cnet.com/column/pers/story/0,2000055923,20102439,00.htm

CNET には相変わらず過激な内容の記事が多くて楽しいです・・・というアレなコメントは置いといて。この二つの記事、どちらもグラフィックに関する点を争点のひとつとして挙げています。すなわち最先端のハードウェア = グラフィック機能、という考え方があるんだと思います。ハードウェアの動作にはドライバが必須なわけですが、片や Linux ではその問題を克服したという記事 (それ以上に「簡単である」という点を強調しているように感じますが)、片やどうにもなっていない、という・・・。

やまにょんとしては、本当に Linux が普及するには、Linux がプリインストールされたクライアント PC の販売と、それに同梱されたプロプライエタリなドライバを許容すること、ベンダにドライバを作ってもらうこと、この三つが必要じゃないか? そんな風に感じます。

妥協の産物? Geek 以外はそんなところ気にしませんよ。便利なら OK でしょ?
でも、もしこれが実現できれば、Microsoft なんて存在価値すらなくなるでしょう・・・。