Service Pack の重要性と Security Rollup Package との違いとは

Windows 2000に対するサービス・パックの提供はまだ続けてほしい (IT Pro) より。

OS を構築した後で何かしらのサービスを追加インストールすると、最後に適応された Service Pack までの Hotfix や修正しか適応されていません。つまり、Service Pack 以降の Hotfix は適応されていない状態になってしまいます。
Security Rollup Package (SRP) は Service Pack とは違い、Hotfix として扱われるため、例えば SRP 適応後に何かしらのサービス (この記事では WINS を例に挙げていますが) を追加した場合、それは脆弱性を含んだ状態でインストールされてしまうということになるそうです。

これはある意味当然の仕様で、インストールされていないサービスは Hotfix も適用されませんから、その後に追加しても修正されません。それに対して Service Pack の場合、インストール用のイメージ ファイルをローカルに持ち、サービスのインストール時はここからインストールが可能であることから、こちらは修正されるという仕組みです。

とにかく何かしら設定変更をしたら Windows Update してみる、という仕様からはなかなか脱却できないので、その労力を減らすためにも、SRP よりも Service Pack が望まれる、というわけですね。私も Service Pack 欲しいです! 何とかしてください、と言ってみようか・・・??