JPEG 処理 (GDI+) のバッファ オーバーランにより、コードが実行される (833987) (MS04-028) (Microsoft/TechNet)

JPEG ファイルの処理工程にバッファ オーバーラン脆弱性が発見されています。JPEG ファイルに脆弱性を攻撃するコードを含ませることで、現在のユーザーが持つ権限を取得可能です。この攻撃はいろいろなケースが想定されますので、非常に危険です。深刻度は一部のソフトウェアを除き「緊急」となっています。ユーザー権限を限定的なもの (Users、Power Users 等) にすることで、ある程度被害を抑えることができます。


この修正プログラムを Winodws / Office Update で適応する場合、まず GDI+ 脆弱性の検査ツールを二つのサイトからダウンロード / インストールすることになります。その後、専用の Web サイトへのアクセスを促され、サイト中央あたりにある「影響を受ける画像ソフトウェアのチェック」のボタンから脆弱性のチェックとプログラムの更新を行ないます。通常とは少し違う手順に注意してください! *1
また、Winodws / Office Update で適応できない修正プログラムもあります。それらは都度確認になってしまいます。ご留意ください。


影響を受けるソフトウェアは以下の通りです。

影響を受けないソフトウェアについては、当該ページをご参照ください。

*1:Windows 2000 Professional SP4 + Office 2000 Professional SP3 環境で確認・・・脆弱性の影響受けないじゃん・・・汗。他の環境で実行した場合の情報も募集しています。コメント頂けるとうれしいです!