言語による Excel の「折り返して全体を表示する」の挙動差異

Excel で「折り返して全体を表示する」を有効にしておくと、セルの横幅に合わせて自動的に改行されます。その挙動は言語によって変わり、

  1. 英文の場合、改行位置がセル端直前にあるスペースや記号 (スペースがなければセルの端から端まで) に設定されます。
  2. 日本語の場合、スペースがあろうがセルの端から端まで文字が表示され、端で改行されます。

ここまでは普通の挙動。

しかし、英語環境で日本語を入力した Excel を開くと、なぜか日本語も 1. のルールで表示されてしまうのです。なんでだろうかと悩んだのですが、「主編集言語」を日本語にすることでこの問題は解決できる模様。
こいつの設定は、Office 2007 の場合、「Microsoft Office 2007 言語設定」(スタート メニューの「Microsoft Office Tools」内にあります) からアクセスできます。

この設定は Excel のデフォルトのセル横幅などにインパクトを与えます。その結果画面表示がぐずぐずになってしまうことがありますので、設定には十分注意してください。